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2020年03月22日

奄美の山で野生動物も猫も幸せに暮らしていた、という話について

”奄美の山で野生動物も猫も幸せに暮らしていたのに、奄美がたてたノネコ管理計画のせいで猫は山から排除されることになった”

という話をする人がまだ居ます。
びっくりしていますが、まだいるというか何度も何度も主にツイッターなどで説明しているのですが、彼らは本当に奄美の山で野生動物も猫も幸せに暮らしていたんだと思っているっぽいんですよね。

でも本当に奄美の山で野生動物も猫も幸せに暮らしていたんでしょうか?

そもそも、自分以外の生き物の幸せを感じ取れる人はいるのですか?

私は奄美の山で野生動物も猫も幸せに暮らしている、という話は違うんじゃないかなあと思います。
何故なら私は私の幸せしか感じ取れないから。

人相手で幸せそうだなあと自分本位に感じるというならわかるんですけど、基本的に無表情の野生動物や野生化した動物を見て幸せそうだなあ、幸せだろうな、と思うことあるのですか?

それに幸せを決めるのは本人ですよね。

息子の幸せも息子が決めると思っているし、私は息子が幸せになれるように私ができることはしたいと思っているけれど、息子が幸せだ!とは決めつけられません。

だからそもそも、奄美の山で野生動物も猫も幸せに暮らしていたなんて言い出すのは「どうした?」と思ってしまうわけです。

それに大陸から切り離された時からずーっといる奄美の固有種なら奄美の山にも適応しているのでそれなりに暮らしているでしょうけれど、ほんの数百年前から山に入った猫が奄美の険しい山に未だに暮らしているのを想像して、人間感覚で楽しそう、幸せそうだなあなど思うのですか?

家でまったりしている猫の方がリラックスしているように見えませんか?
猫は良く寝る生き物だと聞きます。
暖かい場所が好きな生きものだとも聞きます。

奄美の山、猫がよく眠れてずっと暖かくてリラックスできるような場所・・・ですかね?

奄美の山で野生動物も猫も幸せに暮らしていたというのであれば、本当にそうであるのか今一度冷静に考えてみてほしいです。

  


Posted by シロ  at 20:23Comments(0)ノネコ管理計画関連の話

2020年03月22日

27回オオトラツグミ一斉調査に参加してきました

↓詳しくはこちらに書きました↓
【感想】第27回オオトラツグミ一斉調査に参加したので素人感想を書く

27回オオトラツグミ一斉調査に参加してきました。
早朝の4時半に集合しての一斉調査だったので、夜型人間の私は起きるのが大変だったのですが、早朝の林道を歩くのは初めてだったのでとてもドキドキして楽しかったです。

夜の山ってどこか神秘的で、ひっそりしていて
でもカエルの声とかよく聞こえてきて素敵でしたよ。

生き物の調査はこういう地道な作業を繰り返してやっと判明することが多いのだろうなとも感じました。

よくノネコ管理計画で

・クロウサギが増えている
・他の生き物だって増えているはず
・猫やその他の生き物の絶対値を出せ

など言われていますが、とんでもない話です。
今日参加した一斉調査のような地道な作業でやっと、「これくらいいるかもしれない」がわかるのに、絶対値を出せだなんて。

人間は言葉があるし、自ら記録をとれるのでだいたいこれくらい、という数値が出せるもんですが、しかし野生動物や野生化してしまった動物たちは違います。
いつもどこにいるのか決まっても居ない動物の絶対値を出すのは不可能です。

クロウサギにしてみても増えているのは体感的に確かだと思いますが、何年もデータを積み重ねてから「これくらいいるかもしれない」という結論を出すにはまだ早いのに、外野が「こんなに増えているじゃないか!」と騒ぐのはちょっとなんだかなと思う次第です。

野生動物を数える難しさ、地道さ、それを知らないから言える無知なる言葉なので責められないのですが、しかしそこまで言うなら一度くらい調査に参加してみたらいいのになあ、そう思います。

それに調査は地道ですが、楽しかったですよ。

今回私はオオトラツグミの一斉調査に参加して暗い林道を歩く体験ができたのはとてもプラスだと思っています。

奄美は自然豊かだけど、私はこの歳になるまで奄美の自然の豊かさを知りませんでした。
そういう人私以外にもいるだろうし、まだ自然を体感できていない人もいると思うので、せっかく奄美に住んでいるんですから奄美の自然に何度も圧倒されてほしいです。

ではまた。